- ブログで上位表示させたいけど、何から手をつけたら良いのかわからない。
- SEO対策の情報が多すぎて何が正しいのかわからない。
- SEO対策の基礎を初心者でもわかりやすく知りたい。
SEO※対策(検索エンジン最適化)とは検索結果の上位にあなたの記事を表示させるためのテクニックのこと。
※Search Engine Optimizationの略です。
この記事は「ネット上にSEO対策の情報が多すぎて何から手をつけていいかわからない!」というブログ初心者の方に向けた記事です。
ぼくもその一人でした。(日々勉強中です)
この記事では、Google公式がSEO初心者向けに公開している「SEOスターターガイド」に記載されているSEO対策をまとめて解説します。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- SEOとは?なぜ行う必要があるのか
- SEOスターターガイドの要点
- Googleがサイトに求めていること
- Googleが推奨するSEO対策
世の中に溢れているSEO対策の根本は「SEOスターターガイド」に書かれていることです。
SEO対策の根拠を知ることで、情報に惑わされずに正しいSEO対策をできるようになりますよ。
どの記事よりもわかりやすく解説するので一緒に勉強していきましょう。
※この記事はかなりボリュームのある記事となっています。時間に余裕がある時にお読みください。
運営者プロフィール・Twitter(@shibayu_blog)
SEO対策とは上位表示させるためのテクニックのこと
SEO対策とは「検索エンジン最適化」のこと。自分のブログ記事を検索結果の上位に表示させるためにブログに施すテクニックのことを指します。
このSEO対策はブログで収入を得るためにはとても重要で、いつかは身に着けないといけないスキルです。
ブログで収入を得るうえでは、たくさんの読者に読んでもらえる「検索上位」に記事を表示させることが一番効果が大きいからですね。
SISTRIXが8000万以上のキーワードと数十億の検索結果を調査した結果、以下のようなことがわかっています。
- 検索1位の記事が読まれる確率は28.5%
- 4位以下は10%を切る
- 2ページ目以下に表示されると1%未満
このSISTRIXの調査結果からもわかるとおり、検索上位ほど読まれる確率が高くなっています。
ブログで収益を得るためにはまず読まれなければいけません。
当たり前のことですが、「ブログ記事が読まれる」→「ブログ内のリンクから商品が購入される」という流れで収益が発生するからですね。
読まれる数が圧倒的に少なければ商品が購入される可能性は低くなります。
読まれる絶対数を増やすためにもSEO対策を学んで実践することが非常に重要になります。
SEOスターターガイドとはGoogle公式が推奨するSEO対策
冒頭から連呼している「SEOスターターガイド」とはGoogle公式が発表しているWeb運営初心者向けの公式資料になります。
ブログ運営をする上で必要なSEOの基礎知識を学ぶには最適な資料になります。
オンライン コンテンツを所有するか管理していて、Google 検索を通じて収益化や宣伝を行いたい方を対象としています。
好調な成長を続けている企業の経営者、いくつものウェブサイトの所有者、ウェブ代理店の SEO 専門家、Google 検索の仕組みを学んで SEO を改善したいとお考えの個人の方など、幅広い読者を想定しています。
Google のおすすめの方法に基づいて SEO の基礎知識を包括的に学びたい方にとって、このガイドは最適な資料です。
Google公式SEOスターターガイド
Google自身が公開している情報なので読まない選択肢はありませんよね。
このSEOスターターガイドの内容を取り入れることで確実にSEO対策が向上することは間違いありませんが、一点だけ難点があります。
この資料はほとんどが文字の羅列でとても読みにくいんです。
この記事ではこのSEOスターターガイドの中から大事な部分・ブログ運営に役立つ部分をピックアップしてわかりやすく解説します。
だれでもわかるように解説するのでぜひともご活用下さい。
【SEOを学ぶ前に】まずはGoogle検索の仕組みを知る
SEO対策を学ぶ前にまずはGoogle検索の仕組みを学びましょう。
Google検索の仕組みを知り、Googleの考え方を知れば基本となるSEO対策の考え方を理解することができます。
Google検索の仕組みは以下のとおりです。
- クロール
- インデックス登録
- 検索結果に記事を表示
GoogleはGooglebot(クローラー)と呼ばれるロボットを使ってインターネット上の沢山の情報を収集しています。
このGooglebotによる情報収集をクロールと呼びます。
Googleはこうして集められた情報をGoogleのデータベース(図書館のようなもの)に登録しています。
Googleのデータベースに登録することをインデックス登録と言います。
こうしてGoogleのデータベースに集められた情報の中から、検索アルゴリズムというプログラムによって読者の検索キーワードにマッチした情報を検索結果に表示しています。
さらに詳しく知りたい方は「Google検索エンジンの仕組みを徹底解説!」で解説していますので読んでみて下さい。
SEO対策の根本は読者ファースト
SEO対策の本質は読者ファーストです。
Googleはおもに広告収入を収入源としています。
Google は営利企業です。企業に検索テクノロジーを提供することと、Google のサイトやその他のウェブサイトに有料広告を掲載することで収益を得ています。
Google が掲げる 10 の事実
Googleは収入源である広告収入を増やすためにGoogleを利用する人を増やしたいと思っています。
Google利用者を増やすには「Googleの情報は安心できる。役に立つ。」と思ってもらえるような読者が満足する検索結果を表示する必要があるからですね。
Googleの目的もブロガー・サイト運営者の目的も同じで「読者に満足してもらうこと」。
「読者を満足させる」という目的を達成するためにも、SEO対策では「読者ファースト」が非常に重要になります。
GoogleSEOスターターガイドで推奨されているSEO対策|4つのポイント
SEOスターターガイドから抜粋して、Googleが推奨するSEO対策のポイントを紹介します。
※各項目をクリックすることで該当箇所にジャンプします。
(1)記事内容がわかりやすいこと
Googleとユーザーの両方が「わかりやすい」と感じるコンテンツを作ることは重要です。
特に大切なことは「このページには何が書いてあるのか」をGoogleとユーザーに適切に伝えることです。
Googleとユーザーに記事の内容をわかりやすく伝えるために押さえておきたいポイントはこちら。
- 各ページに個別かつ記事内容に適したタイトルをつける
- descriptionメタタグを使用する
- 見出しを使って記事内容をわかりやすく伝える
各ページに個別かつ記事内容に適したタイトルをつける
各ページ(記事)には個別かつ記事内容に適したタイトルをつけるようにしましょう。
読みやすく、ページのコンテンツの主題が効果的に伝わるタイトルを選びます。
サイトのページごとに固有のタイトルを付けるのが理想的です。そうすることで、サイト上の各ページの違いを Google が認識しやすくなります。
簡潔で有益なタイトルにします。タイトルが長すぎる場合や関連性が低いと見なされた場合、Google は検索結果にタイトルの一部のみや、自動的に生成されたタイトルを表示することがあります。
検索結果に適したタイトルとスニペットを作成する
個別の記事タイトルをつけることでページの違いをGoogleが認識しやすくなりますし、記事内容に適したタイトルを付けることで読者もGoogleも記事の内容を理解しやすくなるからです。
また、魅力的なタイトルを付けることでクリック率が向上し、上位表示される可能性が高まります。
このクリック率が高いとGoogleが「読者に求められている情報だ!」と判断するため、上位表示される可能性が高まるということですね。
記事タイトルの重要性とコツについては「ブログの記事タイトルの決め方|重要性と7つのコツ」で詳しく解説しています。
descriptionメタタグを使用する
記事にはdescriptionメタタグを使うようにしましょう。
description メタタグが検索結果のスニペットとして表示された場合に、ユーザーに情報を提供し興味を引くような説明を記述します。
description メタタグのテキストには文字数の上限や下限はありませんが、検索結果で説明が完全に表示される程度の長さにすることをおすすめします。
そのページがユーザーにとって有益で関連性が高いかどうかを判断できるような情報を含めることもおすすめします。
descriptionメタタグを使用する
descriptionメタタグとは一般的に「メタディスクリプション」と呼ばれる記事の説明文のことです。検索結果でタイトルの下に表示されている文章ですね。
このメタディスクリプションは検索順位を上げるための直接的な効果はありませんが、クリック率が向上することによる間接的なSEO効果が期待できます。
魅力的でクリックしたくなるメタディスクリプションをつけることによって、クリック率が向上し検索順位の向上が期待できるというわけですね。
名前はむずかしそうですが、WordPressを使っている方であればかんたんに入力することができますよ。
メタディスクリプションの書き方については「メタディスクリプションのSEO効果は?|最適な文字数・書き方も解説」で詳しく解説しています。
見出しを使って記事内容をわかりやすく伝える
記事内では見出しを使って記事内容をわかりやすく伝えるようにしましょう。
わかりやすい見出しを使用して重要なトピックを示すと、コンテンツの階層構造が作成され、ユーザーがドキュメント内を移動しやすくなります。
見出しタグを使用して重要なテキストを強調する
見出しを正しく使うことで読者もGoogleもその記事の内容をひと目で理解することができます。
また、見出しを使った記事は見出しを使わない記事と比べ、記事が整理されて読みやすい記事になります。
見出しの書き方については「ブログにおける見出しの書き方|4つの基本ルールとNG行動」で詳しく解説しています。
(2)サイト構造がわかりやすいこと
Google・ユーザー両方のためにも、サイトの構造をわかりやすく整理して示してあげることが大切です。
どこに何が書いてあるかがわからないようなサイトは、Googleにとってもユーザーにとっても良いサイトとは言えません。
サイト構造をわかりやすく整理する具体的な方法はこちらです。
- パンくずリストを使用する
- ユーザー用のサイトマップを作成する
- Google向けにサイトマップを作成する
- カスタム404ページを作成する
- 画像にalt属性を設定する
パンくずリストを使用する
サイト内にはパンくずリストを設置するようにしましょう。
パンくずリストとは、ページの上部か下部にある内部的なリンクの行です。訪問者はパンくずリストを使って、前のセクションやルートページにすばやく戻ることができます。
パンくずリストを使用する
パンくずリストとは以下のような記事上部または下部に設置されている内部リンクの行のことです。
一般的には「ホーム」→「カテゴリー」→「小カテゴリー」→「記事」のような形式になっています。
パンくずリストを設置することでユーザーが前ページにすばやくもどることができ、利便性が高まります。
テーマによっては設定方法が異なりますが、かんたんに設定できるため必ず設置しておきましょう。
お使いのテーマの設置方法を調べてみて下さい。
ユーザー向けにHTMLサイトマップを作成する
サイト内にはユーザー向けにHTMLサイトマップ※を作成するようにしましょう。
※ナビゲーションページとも呼ばれます。
ナビゲーション ページは、ウェブサイトの構造を表示するサイト上の簡単なページで、通常は、サイト上のページの階層的なリストで構成されています。
訪問者はサイト上のページを見つけられない場合にこのページにアクセスすることがあります。
検索エンジンもこのページにアクセスし、サイト上のページのクロール範囲を広げますが、主に人間の訪問者を対象としています。
ユーザーにとってシンプルなナビゲーション ページを作成する
HTMLサイトマップとは以下のようなサイト内の記事へのリンクが集まったページです。
このHTMLサイトマップを作成することでユーザーの利便性が向上します。
作成方法もむずかしくはないので作成しておきましょう。
サイトマップ自体の重要性については「サイトマップとは?|SEOにもたらす効果と作成方法を解説」で詳しく解説しています。
また、HTMLサイトマップの作り方は「WordPressでHTMLサイトマップを作成する2つの方法」で詳しく解説しています。
Google向けにXMLサイトマップを作成する
ブログを開設したらGoogle向けにXMLサイトマップを作成するようにしましょう。
Google にサイトを表示するための第一歩は、Google がサイトを見つけられるようにすることです。
最適な方法はサイトマップの送信です。
サイトマップとは、サイト上の新しいページまたは変更されたページについて検索エンジンに伝えるためのサイト上のファイルです。
Google がコンテンツを見つけられるようにする
XMLサイトマップを作成する目的はGoogleにサイトの情報を伝えることです。
特に作ったばかりのブログはGoogleに見つけてもらえないため、こちらから「ブログ作ったよ〜」と伝えてあげる必要があります。
サイトマップ自体の重要性については「サイトマップとは?|SEOにもたらす効果と作成方法を解説」で詳しく解説しています。
XMLサイトマップの作り方は「Google向けにサイトマップを作成する方法を徹底解説」で詳しく解説しています。
カスタム404ページを作成する
ブログにはカスタム404ページを作成するようにしましょう。
ユーザーをサイト上の有効なページに導く親切なカスタム 404 ページを用意することで、ユーザーにとっての利便性を大幅に改善できます。
404 ページには、ルートページに戻るリンクを表示するとともに、サイト上の人気のあるコンテンツや関連するコンテンツへのリンクも掲載すると良いでしょう。
有益な 404 ページを表示する
404ページとは「記事が見つからない」、「記事へのリンクが間違っている」場合などに表示されるエラーページのことです。
カスタム404ページとは、単純に「ページが見つかりませんでした」と表示するだけでなく、読者が使いやすいようにカスタム(検索窓や人気記事へのリンク集などを表示)している404ページです。
有名なブログテーマを使っていれば上記のように検索窓などが表示される最低限のカスタム404ページになっていると思います。
自サイトの404ページは以下の方法で確認してみて下さい。
◯◯◯◯内に自分のドメインを入力し、△△△△内には適当な文字を入れて検索窓に入力する。
https:www.〇〇〇〇.com/△△△△/
※うまくいかなければブラウザのシークレットモードを使って下さい。
カスタム404ページの作り方はちょっと難しいので、テーマ標準のページのままで問題ないと思います。
さらに凝った404ページにしたい方はご自身で調べて作ってみて下さい。
ちなみに僕はテーマ標準のページで十分だと思っているので個別では作っていません。
画像にalt属性を設定する
画像にはalt属性を設定するようにしましょう。
画像にわかりやすいファイル名を付け、alt 属性で説明を記述します。alt 属性には、なんらかの理由で画像を表示できない場合の代替テキストを指定できます。
画像のファイル名と alt テキストを最適化すると、Google 画像検索のような画像検索プロジェクトが画像を適切に理解しやすくなります。
alt 属性を使用する
alt属性とは画像の内容をGoogleに伝えるためのものです。
読み込みエラーなどで画像が表示されない場合に画像の内容を読者に伝える役割もあります。
alt属性を入力することでSEO効果があるのはもちろんですが、画像検索にも表示されやすくなりアクセスの増加が期待できます。
一個一個設定するのはめんどくさいですが、設定しておくようにしましょう。
alt属性の役割と書き方については「alt属性(代替テキスト)の役割とSEO効果を高める書き方」で詳しく解説しています。
(3)ユーザー満足度が高いこと
SEO対策においてユーザーが満足するサイトをつくることはとても重要です。
「ユーザーが満足する記事」=「ユーザーの悩みを解決できる記事」=「いい記事」とGoogleに判断されるからです。
ユーザーを満足させるためのポイントはこちらです。
- 検索意図を満たしたコンテンツ
- 安心してアクセスできるサイト
- 専門性・権威性・信頼性(E-A-T)
- 適切な量の広告
- 被リンクを獲得
- 内部リンクでユーザーをナビゲート
検索意図を満たしたコンテンツ
記事を書くときは読者が検索するキーワードの検索意図を満たすコンテンツづくりを心がけましょう。
検索意図とは「読者が検索する理由」のこと。
読者の悩みかもしれませんし、読者がいま知りたいこと・興味があることかもしれません。
読者が検索する理由を考え、それを満たすことができれば読者を満足させることができます。
また、Googleはキーワードごとに検索意図を判断し検索結果に表示しているため、検索意図にマッチした記事を書くことは上位表示の最低条件となります。
たとえば…
「読書 おすすめ」というキーワードで検索すると、「おすすめの本」が検索結果に表示されます。
このキーワードを狙っている場合、「読書をおすすめする理由」の記事を書いても上位表示はできません。
記事を書くときは検索キーワードにマッチした記事を書くことを意識しましょう。
検索意図については「検索意図の重要性と5つの調べ方【ブログ・SEO初心者必見】」で詳しく解説しています。
また、キーワードの選び方については「【SEO初心者必見】キーワード選定の具体的な実践方法とコツ」で詳しく解説しています。
安心してアクセスできるサイト
読者が安心してアクセスできるサイトにするようにしましょう。
安心してアクセスできるサイトとはセキュリティ性が高いサイトのことです。
セキュリティを高めるためにSSL化だけは必ずやっておきましょう。
SSL化とは通信を暗号化してセキュリティ性を高めることです。
SSL化されているサイトの場合、URLの始まりが「https://〜」になっていればSSL化されています。
逆にURLの始まりが「http://〜」になっているとSSL化ができていません。
サーバー側でかんたんに設定できるため、必ず設定しておくようにしましょう。
サーバーごとにやり方がちがうと思うので各自で調べてみて下さい。
専門性・権威性・信頼性(E-A-T)
記事を上位表示させるためには専門性・権威性・信頼性が重要になります。
これはそれぞれの頭文字を取って「E-A-T」と呼ばれるもので、検索アルゴリズムでかなり重視されている指標です。
E-A-Tを高める方法としては以下のようなものがあげられます。
- その分野に特化したブログにする
- プロフィールページ等でサイトの運営者情報を開示する
- 引用元を明確にした信頼できる情報を発信する
- E-A-Tが高いサイトからの被リンク
- 資格の取得
など
いきなりすべて行うのは難しいとは思いますが、少しずつ対策していきE-A-Tを高めていきましょう。
ブログのジャンルの中には「YMYL」と呼ばれる普通のジャンルよりも高いE-A-Tが求められるジャンルがあります。
YMYLは「Your Money or Your Life」の略で、人々の健康やお金など読んだ人の人生に大きな影響を与えるジャンルです。
このようなジャンルでは、不確実な情報により不幸になってしまう人を減らすために「高いレベルのE-A-T」が求められます。
個人レベルでYMYLジャンルを攻略するのはむずかしいので選ばないのが無難ですよ。
YMYLについては「【SEO】YMYLジャンルとは?個人ブロガーが行うべき対策【6選】」で詳しく解説しています。
適切な量の広告
適切な量の広告を意識しましょう。過度に広告を貼ったブログは読者に嫌がられます。
特にファーストビューに「ババン!!」と表示される広告はやめたほうがいいです。
全消費者の半数以上が、ポップアップ広告のあるページに再度アクセスしたり共有したりしないと述べています。
より良い広告体験を作成するためにパブリッシャーが今知っておくべきこと
過度な広告をや読者が嫌がる広告を貼った結果、読者がすぐに離脱してしまいサイトや記事への評価が下がってしまいます。
読者にとって必要な箇所に必要な広告を設置するようにしましょう。
被リンクを獲得
被リンクを獲得できるようなサイトづくりを意識しましょう。
被リンクとは外部サイトからあなたのサイトに貼られるリンクのこと。Googleは被リンクをWeb上の人気投票として検索アルゴリズムに活用しています。
被リンクがたくさん集まるサイトは外部から評価される良いサイトだと評価されるため、上位表示しやすくなる傾向にあります。
いきなり被リンクを獲得するのはむずかしいですが、「被リンクを獲得できるような質が高いサイトをつくる意識」を持ってサイト運営をしていきましょう。
無料登録するだけで被リンクを獲得できるサイトもあるので活用してみて下さい。
被リンクの重要性と獲得方法は「被リンクを増やすことによるSEO効果と具体的な獲得方法」で詳しく解説しています。
内部リンクでユーザーをナビゲート
内部リンクをうまく活用するようにしましょう。
内部リンクとは「自分の記事」→「自分の記事」に飛ばすリンクのことです。
内部リンクを活用することで、先述した専門性・権威性・信頼性(E-A-T)を高められますし、PV数の増加も期待できます。
内部リンクは先ほど説明した被リンクと違って、自分のサイト内で完結できるSEO対策です。自分でコントロールできるものなので積極的に活用するようにしましょう。
内部リンクの重要性とポイントは「内部リンクとは?SEO効果を最大限引き出す6つのポイント」で詳しく解説しています。
(4)すべてのデバイスで快適に使えること
すべてのデバイス(スマホ・タブレット・PC)でサイトを快適に閲覧できることは、現代においてとても重要なSEO対策になります。
なぜかというと、スマホの普及によりパソコンでウェブサイトを見る人は昔と比べて少なくなっているからです。(60%以上はスマホで見られている)
全てのデバイスに最適化した快適なサイトを作るポイントは以下のとおり。
- すべてのデバイスで表示できる(モバイルフレンドリー)
- ページ読み込みスピードがはやい
すべてのデバイスで表示できる(モバイルフレンドリー)
すべてのデバイス(PC・タブレット・スマホ)で表示できることは重要です。
WordPressで有名なテーマを使っている方であれば基本的にすべてのデバイスで表示されようになっているため、基本的には大丈夫だと思いますが、特に注意してほしいのが見栄えです。
サイト運営者はPCで記事を書いているためPCの見栄えだけしかチェックしていない場合が多々あります。
繰り返しにはなりますが、現在ではスマホでWebページを閲覧する人がほとんどを占めています。
「PCではいいけどスマホでは読みにくい!!」なんてことが起きがちなので、必ずスマホでの見栄えを確認するようにしてください。
サイトがモバイルフレンドリーになっているかどうかは「モバイルフレンドリーテスト」、または「Googleサーチコンソール」から確認できます。
モバイルフレンドリーテストについてはURLを入力するだけでかんたんにチェックできますよ。
サーチコンソールでの確認方法は「【2021年版】Googleサーチコンソールの登録・設定方法と使い方」で詳しく解説しています。
ページ読み込みスピードがはやい
SEOにおいてページ表示スピードがはやいことは重要です。
ページスピードが遅い場合、読者が離脱する可能性が高くなるからです。
Googleの調査によるとページの読み込み時間が3秒以上で離脱率が32%増加、5秒以上では90%増加するとのこと。
「ページスピードインサイト」を使うことでWebページのスピードをかんたんに測定することができます。
改善できる箇所も教えてくれるため、一度使ってみて数値が悪ければ改善しましょう。
また、2021年6月のアップデートで追加された「コアウェブバイタル」もページスピードに大きく関わる指標です。
少しずつでいいので改善していくようにしましょう。
コアウェブバイタルについては「【図解あり】コアウェブバイタル(LCP・FID・CLS)とは?」で詳しく解説しています。
まとめ|ブログ初心者はまずSEOスターターガイドから
SEOスターターガイドからは、Googleが推奨するSEO対策を学ぶことができます。
世の中にはたくさんのSEO対策の情報があります。
情報に惑わされないよう、まずはSEO対策の根本的な考え方である「SEOスターターガイド」の内容を理解しておきましょう。
※各項目をクリックすることで該当箇所にジャンプします。
Googleが求めていることは「ユーザーが満足する」ことです。
「読者ファースト」を心がければ、上位表示の可能性が高まりますよ。
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